【レビュー】家庭菜園用に蓄圧式ガーデンスプレー『マルハチ マイスター1L』を導入してみた

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家庭菜園
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家庭菜園での唐辛子酢のスプレー用に、蓄圧式噴霧器を導入しました。

これまではダイソーのペットボトル容器に取付けて使うハンドスプレーを使っていたのですが、今年からジャガイモ栽培を増やしたせいで、ハンドスプレーでは指が疲れてもう大変

蓄圧式は使ったことがなく「本当に使えるの?」と半信半疑だったのですが、思い切って導入し使ってみると、これが想像以上に簡単&楽ちん

とても良い買い物でした。

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蓄圧式スプレーとは

蓄圧式スプレーは、上部に設けられたポンプ(操作するのはハンドル)で液体を入れるタンクに強制的に空気を押し込み、これによりタンク内の液体の上部の空気の圧力を上げ、この圧力によりタンク内の液体を噴霧するスプレーです。

なので噴霧前に手動で空気を押込む必要がありますが、ようは霧を吹くだけの圧があれば良いだけなので、必要な圧力は大したことはなさそうです。

ポンピングの重さは始めはスカスカに思えるほどに軽く、ポンピングを繰り返すと圧が溜まってだんだん重くなります。

適当に重く感じたところで止めて、スプレーボタンを押せば、結構長い時間噴霧が続きます。

タンク上部の空気が多いほど(タンク内の液体が少ないほど)、重くなるまでのポンピング数が多くなりますが、その代わり噴霧が継続できる時間が長くなります。

ハンドスプレーが疲れる理由
ハンドスプレーは注射器で液体を吹き出すような構造です。
注射器と違うのは噴霧口と吸込み口に弁がついていて、プランジャー(押し子/操作するのはレバー)を押すときに噴霧し、プランジャーが戻るときに液体を注射器に吸込みます。
押したプランジャーはバネで戻される構造になっており、なお且つ、プランジャーが戻るときの負圧により液体を吸い上げるので、結構強いバネ力が必要になります。
この為、プランジャーに連結した噴霧レバー指で押して噴霧する時には液体を噴霧する力だけでなくバネを押す力が必要になり、繰り返すと指が疲れてしまいます。

購入した蓄圧式スプレー

はじめて購入する蓄圧式スプレーということで、園芸本やネットで見かけるスプレーで、Amazonでも評判が良かったこちらを購入しました。

 マルハチ産業:
 蓄圧式スプレー1L_マイスターロングロータリー#729

先端ノズルを回して噴霧方向を自由に変更できる285mmロングノズルが付属し、振り子ホースの採用で「どんな角度でも最後まで液を残さずスプレーできる」というところに惹かれました。

製品のバリエーションは、タンク容量(1L が 2L)とロングノズルの有無の組み合わせで4パターンあります。

私はタンク容量1Lロングノズル付きを購入しました。

取扱説明書(包装袋裏面)

商品はビニール袋に入っており、袋の裏面が取扱説明書になっていました。

噴霧の切替方法は、なぜか裏面の上部のはじっこに記載されていました。

先端のノズルキャップがネジのようになっていて、締めると噴霧緩めると直射になります。

私は完全に締めたところから、1/4回転戻したところで使って、ちょうど良い感じでした。

現物の写真

包装袋に、ロングノズルと本体が入っていました。

本体のままでも使えますが、ロングノズルを使うときは、本体の短いノズルを外して付け替えます。

交換方法はロングノズルが入っている袋に記載されていました。

ロングノズルに付け替えた状態はこうなります。

使ってみる

これまで使っていたハンドスプレーの500mlタンク(ペットボトル)に比べ、タンクが1Lになり結構大きく感じましたが直ぐに慣れるレベルで、取り扱うには余裕があります。

まずは蓄圧

蓄圧は上部のツマミを上下にシュコシュコして行います。

ツマミを最大まで引っ張り上げると写真のようにかなり伸びますが、最大まで引っ張る必要はなく、小さいストロークでシュコシュコしても蓄圧できます。
(その分シュコシュコする数は増えます)

蓄圧ができたら、持ち手の上の緑のレバーを押している間だけ噴霧します。

シュコシュコは手の平で押す感じでやれて基本軽く、少し重く感じたらシュコシュコを止めて噴霧する使う方で、とても気持ち良く/疲れることなく使えます。

回転ノズルの回し方

回転ノズルの使い方の説明がなく、ここだけ少し手間取りました。

先端ノズルの駄目な回し方

ネジ構造になっているので、先端側をもってノズルを回すと、だんだん緩んで外れてしまいます。

先端ノズルの正しい回し方

ノズル部の根元を回すのが正しい回し方です。
これなら何回転しても外れたりしません。

回転ノズルの構造

参考に回転ノズルの構造ですが、パッキンを挟んでネジ締めで合体する構造になっていました。

パッキンをロッドの溝に嵌め、ノズルの前後部品をネジ締めすることでパッキンがズレなくなり、ノズルは回転できる構造になっていました。

ノズルを回す時に、先端側でなく根元側を掴まなくてはならないのは、この構造の為です。

まとめ 作業が楽々!

ハンドスプレーがあるのに蓄圧スプレーに買い替えするメリットがあるのか、しばらく悩んだのですが、正直買って大正解でした。
蓄圧スプレーはとにかく楽。

わが家では今年からジャガイモ栽培を、昨年のプランター2つからプランター6こに増やしたせいで、唐辛子酢噴霧時に指が吊りそうになってました。

蓄圧式でのシュコシュコは、指でなく手の平で適当に軽々できるので、楽しいほどに楽々!

それにロングノズル回転ノズル、加えて振り子ホースのおかげでの傾き噴霧可により、葉裏の噴霧が超らくちん。

家庭菜園には必須の1台と思います!