心地よい天候だった令和6年のゴールデンウイークが明けました。
これから段々暖かくなると思いきや、急に北から寒気が入り込み、わが南東北では夜間の最低気温が 4℃ を下回る予想が出てきました。
5月 8日は 最高気温15℃/最低気温7℃
5月 9日は 最高気温17℃/最低気温6℃
5月10日は 最高気温24℃/最低気温2℃
これはまずいです。
すでにわが家の家庭菜園はスタートしています。
四季成りイチゴは一番果が育ち中。
ミニトマトは一番花の蕾が育ち中。
ジャガイモは1回目の芽かきが完了。
幸いなのは、ズッキーニとバジルがまだ定植前で、玄関内に退避可能なこと。
たいがいの野菜は、『10℃以下で低温障害』が懸念され、『5℃以下では作物自体が駄目になる』危険が出てきます。
そもそも4℃以下では遅霜の発生も懸念されます。
10年以上家庭菜園をしてきましたが、ゴールデンウイーク明けに、こんなに低温になった記憶がありません。
せっかく植えた作物が壊滅しかねない緊急事態なので、急ぎ対策を行いました。
不織布の浮きがけ(トンネルがけ)での緊急対策
わが家の家庭菜園は全てプランター栽培で、現時点での作物の育ち具合は様々です。
それぞれの作物の状況にあわせ、不織布の浮き掛け/2重がけ での対策を行いました。
使った資材
家庭菜園なので、育てている作物はそれほど多くはありません。
なので 100均(ダイソー)の不織布 で量的に間に合います。
3日間だけの悪天候時の対策なので、保温最優先で2重がけにします。
ただし、光線透過率を多少は考慮し白い不織布にしました。
- 不織布
ダイソーで1.35m×5mの不織布を購入。 - 洗濯ばさみ
家の洗濯ばさみを使用。 - ダンポール
イチゴの浮き掛けの支柱用に防虫ネットの支柱をそのまま使用。 - 500mlペットボトル
ジャガイモで浮き掛けの支柱用に、捨てるつもりのペットボトルを使用。
購入したのは ¥110の不織布 のみです。
各作物での対策
イチゴ
もともと防虫ネットを使っていたので、不織布を被せ、洗濯ばさみで留めました。
使った不織布:67cm×90cm
ミニトマト
リング支柱を外し、家にあったポリカプラダンの切れ端(5cm×1m)を門型に折り曲げて支柱にし、不織布を被せ、洗濯ばさみで留めました。
使った不織布:67cm×67cm
ジャガイモ
500mlのペットボトルに水を1/3入れてプランターの真ん中に立て、不織布を被せ、洗濯ばさみで留めました。
使った不織布:67cm×67cm
これを2つ
その他(ズッキーニ&バジル)
出かける時に玄関内に取り込む
まとめ
わが家のプランター菜園では、4つのプランターを不織布で対策しました。
それで、購入した不織布は長さ5m分ありましたが、使ったのは3m程度でまだ余っています。
不織布以外は家にあった資材の流用なので、対策に掛った ¥110 だけです。
この対策により、全ての作物が低温障害になることなく、3日間の低温を乗り切る事ができました。
めでたしめでたしです。
注意:
強風や大雨の対策には『物置やサイクルハウスへの退避』が有効ですが、低温への対策にはなりません。
物置やサイクルハウスは断熱性が低いので、『夜間は外気と同じ温度になり』意味がない為です。
屋内への退避を対策にするならば、『自宅玄関などに退避』しましょう。