今年はじめてプランターで四季成りイチゴを栽培しました。
途中でアザミウマにやられたりの苦労もありましたが、そこそこ立派なイチゴの収穫もできて大満足でした。
そして、いよいよ冬が近づき、はじめての冬越しが始まります。
わが家の冬
わが家は東北の雪国にあります。
12月から2月は辺りは雪景色です。
冬の夜は、ほぼ毎日氷点下になり -5℃ 程度まで下がります。
庭はすべて雪に埋まります。
最低 気温 ℃ | 平均 気温 ℃ | 最高 気温 ℃ | 最深 積雪 cm | |
12月 | -0.7 | 2.4 | 6.1 | 26 |
1月 | -3.1 | -0.1 | 3.3 | 40 |
2月 | -3.1 | 0.4 | 4.4 | 47 |
3月 | -0.3 | 4.0 | 9.1 | 22 |
しかしイチゴは寒さに強く、東北レベルの寒さでは、屋外での冬越しに問題なさそうです。
イチゴの冬越し方法
イチゴは寒くなると休眠(ロゼット化)し、冬を乗り越える事ができるようです。
-10℃程度 までは問題なく耐えられるとか。
なので、イチゴ自体の耐寒性を邪魔しないように、適切な冬越しをしたいですね。
地植え栽培での冬越し方法(実家の母の方法)
適切な冬越しはどのようにするべきか?
本やネット等で調べたのですが、意見が色々で困ってしまいました。
そこで、困ったときのドラえもん(実家の母)に相談しました。
わたしの実家は農家で、母が自家用にイチゴを畑と庭に植えています。
販売用ではなく自家用なので、スーパーで売ってるような綺麗なイチゴではないですが、そこそこ形も味も良くお土産によく貰っていました。
母にイチゴの冬越し方法を聞いたところ、
- 地植えのイチゴの冬越しに特に何もしない
- イチゴに雪が積ってもそのまま
- トンネルに寒冷紗での防風/防寒もしない
注:積雪のない地域では-5℃を下回ると凍害の危険があるので、上記の防寒対策が必要なようです - マルチングは資材が余ったらする程度でなくても良い
という感じでした。
びっくりするほどの自然任せです。
それでも毎年イチゴが育っているので、わが地方に関しては正しい方法なのかも。
ちなみに実家はわが家よりも積雪が多い地域です。
プランター栽培での冬越し
実家は庭と畑での地植え栽培で、わが家のプランター栽培とは違います。
地植え栽培とプランター栽培での育て方の違いは、通常は水やりや土づくりになります。
しかし冬はイチゴは休眠状態になるので、基本的に同じ扱いで問題ないと考えます。
イチゴに雪が積れば水やりは不要で、雪に埋まると保温にもなるようです。
もう虫もいないので、防虫ネットを外し降雪を待ちます。
東北は雪かきが必須で雪の置き場所は山盛りになります。
また、流石に北側からの寒風がまともにあたれば-10℃で済むか分かりません。
雪が自然に降り積もり、かつ北風が当たらないように、家の南側軒下にイチゴを置く事にしました。
冬越しでの注意点
雪が積ってしまえば放置で良いようです。
ただし、雪が積もる前と雪が消えた後での水切れに注意が必要なようです。
イチゴの観察は欠かさない方が良いようですね。
まとめ
はじめての冬越しですが、意外に難しくはなさそう。
春を目指して頑張れイチゴ!
補足:お勧めのイチゴ栽培の本
一季なりも四季なりも詳しく栽培方法が書かれてます。お勧めです!