【DIY】プランター転倒防止にプランタースタンドを自作。組立パイプで簡単!

組立パイプで作ったプランタースタンドの写真 生活術
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プランター菜園をしていると、強風でのプランター倒れに悩まされませんか?

石やブロックで支えたり、プランター同士を寄せたり、色々したけど今一つ。

プランターが少ない時は屋内に取り込んでいましたが、プランターが増えると取込むのも面倒ですし、予想以上の強風時に家にいるとも限りません。

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組立パイプで転倒防止スタンドの自作

プランターが転倒するのは、プランター底面の短辺が短いためです。
そして、短辺の長さに対して重心が高いほど、簡単に倒れてしまいます。

植えた植物が育って大きくなったり、防虫ネットを使ったりすると、重心がより高くなり、ますます倒れやすくなります。
さらに風も受けやすくなるので、簡単に風で倒れてしまいます。

プランタースタンドを使っている写真
イチゴと小松菜を防虫ネットで栽培中。
自作プランタースタンドでは全く転倒なし

倒れ難くするにはプランターの底面の短辺を長くする事ができれば良いのです。

なのでプランタースタンドを使う事で短辺が長くなるものを探したのですが、転倒防止にポイントが置かれた、短辺が長くなるスタンドを見つける事は出来ませんでした。

そこで、棚などのDIY用にホームセンターで売られている組立パイプを使い、自分でプランタースタンドを自作しました。

出来たのが写真のスタンドです。

組立パイプで作ったプランタースタンドの写真

費用を抑える為に最小限の部材構成とし、補強リブ的なものを省き専用接着材のみで組み立てていますが、かなり丈夫で2年使っても問題なく使えています。

自作であれば、パイプのサイズを調整して自分のプランターピッタリのスタンドを作れます。

  • 脚の長さ
    短いほど安定するので、プランターを入れた時に底が地面に付かない程度の最小限にする。
  • 短辺長さ
    長いほど安定するが、長すぎると扱い難く/材料費もあがるので、適当に長くする。
  • 長辺長さ
    プランターを入れる時にプランターを持つ手が入るように適切な隙間を取る。

プランタースタンドの材料(イレクターパイプ or スペーシアパイプ推奨)

組立パイプには有名どころでは イレクターパイプスペーシアパイプ があり、どちらもパイプをつなぐジョイントが充実しています。どっちを使っても問題ないです。

材料は「組立パイプ」「専用ジョイント」「専用接着液」のみです。

わたしはコメリで売っている イレクターパイプ で組み立てました。
コーナン等では スペーシアパイプ を扱っています。

わが家のプランター「Richell/55型プランター 55×22.5×18.3」用に作ったプランタースタンドでは、以下の材料が必要でした。
イレクターパイプ です。

  • パイプ H-300 2本 (短辺用)
     長さ300mm/直径28mm
  • パイプ H-600 2本 (長辺用)
     長さ600mm/直径28mm
  • パイプ H-450 2本 (足用。半分にカットして使用)
     長さ450mm/直径28mm
  • アウターキャップ J-49 4個
  • コーナージョイント J-5 4個
  • 繋ぎジョイント J-7C 4個

上記はスタンド1個分です。総額は¥2,000円程度でした(令和4年5月時点)。

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専用接着剤はイレクター専用品では容量違いで3種類あります。
(30mlと50mlと100ml)

私は50mlのを購入しましたが、プランタースタンドを2個作ってまだ半分ほど残っています。

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必要な工具

必要な工具はパイプカッターのみです。
パイプに取付けてクルクル回し、少しづつ刃が入る事でパイプが切断できます。

イレクター純正のパイプカッターがありますが、これは¥5,000ほどと高価です。
柄が長いカッターで、切断する時の力が少なくよさそうですが、なんといっても高価すぎ。

でも純正品でなくとも全く問題ありません。
実は職場でも組立パイプ製の棚とか作成しているのですが、使っているのは以下のパイプカッターです。

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パイプカッターはダイソーでも¥550で売られていて、自家用はそれを使っています。
若干不安定な気がしないではないが、特に問題はないですね。

作成手順

  1. プランターの上部サイズに合わせスタンド上部の寸法を決める
  2. スタンドの足部の長さを決める
  3. 必要なサイズにパイプをカットする。
  4. スタンド上部を専用接着材でパイプを接着し固定する。
  5. スタンド上部に脚部を専用接着剤で接着し固定する。

まとめ

プランターや植木鉢の転倒防止に抜群の効果

転倒防止効果は抜群です。プランター裸の時とは段違いです。

植えている植物を守る為、強風が予想される日は壁際等に寄せたりはしますが、7メートル程度の風ではプランターが転倒した事はありません。2022年から使っていますが、東北地方の風のレベルでは台風でも転倒したことはありません。

予想外の効果

わたしは転倒防止の為にプランタースタンドを作成したのですが、売られているプランタースタンドはそもそもが植物栽培の為の以下の対策に使われるようです。

  • 地面からの熱を避ける
  • 地面から侵入する病害虫を避ける

結果的に自作した私のプランタースタンドも、予想外にこれらへの効果もありました。

その上、以下のメリットもありました。

  • パイプを持てるので移動がとても楽
  • 防虫ネットをスタンドで挟む事で確実に隙間を塞げる
プランターに防虫ネットを被せた写真
長辺をスタンドで挟み、短辺は洗濯ハサミで留めてます。

特に小松菜栽培で有効です。
小松菜栽培では害虫予防に防虫ネットがほぼ必須ですが、防虫ネットと支柱の為に転倒リスクが増してしまいます。
しかしこのスタンドを使うことで、転倒防止と防虫ネットの取扱いがとても簡単になりました。

ちょっと作成に手間がかかり、部品代も安くはないですが、わたしとしては大満足でした。
まじお勧めです。