5月になるとジューンベリーの実が色づいてきます。
実が紫色に熟したら収穫し、ジャムを作るのがわが家の春の風物詩なのですが、熟しそうになると鳥がよってきて、鳥とのたたかいになります。
鳥とのたたかいは毎年の春の恒例行事なのですが、どういう訳か今年は鳥の被害が例年以上に甚大で、ほとんど熟す前に食べられるいきおい。
娘に怒られて対策をすることにしました。
ジューンベリーに防鳥網
防鳥網の購入
「手っ取り早く、100均に売っていたキラキラ光る飾りでもつけてみるか?」と考えている時に、近所のサクランボ園で 赤い網 をサクランボの樹に 直接かけている のを発見!
いわゆる『ベタ掛け』ですね。
そういえば、娘が網を掛けろと五月蠅かったのは、これを見たからみたい。
網が掛けられていた樹は、サクランボの授粉樹と呼ばれる樹のようでした。
この樹は、収穫用の品種と異なる授粉させる為の品種で、手間を掛けてサクランボを収穫する事はなく、この程度の防鳥で済ましていると思われます。
防鳥ネットのベタ掛けは想像もしていませんでしたが、防鳥網は軽いので、たしかに ベタ掛け しても樹にダメージはないみたい。
ジューンベリーのように『実が小さい自家用』であれば、これで十分。
という事で、ホームセンターで防鳥網を購入。
防鳥網の掛け方(プロからの指導)
あとは『どう掛けるの?』なのですが、丁度よく農家のプロの父が、サクランボの初物を持ってきてくれることになり、掛け方を教えてもらいました。
- 18mの網を半分に切る
- 切った網の両端を、紐で棒に括りつける
- 2人で棒を高く掲げ、樹の上から、ふわっと樹の半分に掛ける
- 残りの半分も同じく、ふわっと樹の残った半分に掛ける
- 紐で適当に2つの網をつなぐ
2つの網は紐でつなぎますが、隙間を完全に塞ぐ必要はないようです。
鳥は目がよいので、引っ掛かる危険を察知するのか、樹の周りまでは来ても樹に乗らなくなりました。
収穫作業も問題なし
網をふんわり掛ける事で、収穫は網を張ったままで問題なくできます。
網の目合いが3cmと粗いので収穫作業は楽々で、奥の方の実にも網を寄せて手が届きます。
まとめ
効果抜群です。
嘘のように鳥が寄付かなくなりました。
鳥に食べられることが無くなり収穫量が激増しました。
また、ジューンベリーの実が熟すのを、安心して待つことができるようになったので、より美味しい実を収穫できるようになりました。
これで今年のジューンベリージャムが楽しみです。
お勧めです!