【家庭菜園】プランターで小松菜栽培。100均の防虫ネットを使って一年中作る。

家庭菜園
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小松菜は、寒さや暑さに強く、栽培も比較的簡単です。
生育期間が1~2ヶ月と短く、春から秋にかけて繰り返し何度も栽培できます。

採れた小松菜は、おひたしや野菜炒めなど、手間を掛けずに美味しくいただけます。
家庭菜園に最適な作物と言えるでしょう。

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小松菜の基本情報

科目属名:アブラナ科アブラナ属
発芽適温:20~25℃
     ただし5~35℃で発芽可
生育適温:15~25℃
     ただし5~35℃で生育可
水やり :土の表面が乾燥したら
     1日1回たっぷりやる

小松菜栽培のポイント

小松菜は育てやすく美味しい作物ですが、美味しいだけに害虫がつきやすく、『種まき直後から防虫ネットを使って育てる』のがポイントです。

プランターの選び方

深さ15cm以上容量10~20L 程度 の、標準サイズのプランターがお勧めです。

あまり大きいプランターでは培養土代が無駄になります。

ただ防虫ネットの使用を考えると、小松菜とネットの距離とる為に、できれば短辺は広めの方が良い気がします。

培養土は市販の 元肥入り培養土 を使って育てるのが気楽でお勧めです。

種まき

小松菜はプランターにタネを 条蒔き します。

標準サイズのプランターで育てる場合は、割り箸などで 深さ5mm 程度の溝を 10~15cmの間隔 で2列作り、溝に 1cm間隔 で種を蒔きます。

種を蒔いたら、溝をつまむようにして崩し、種の上に土を被せます。

その後、土を手で軽く押し付け、水をたっぷりやります。

水やりは、種が流れないように、優しくしましょう。

条まきの写真

栽培する場所

種まきから発芽まで

小松菜は好光性種子なので、発芽するには光が当たる必要があります。

ただし、直射日光に照らされる場所では培養土が乾燥してしまう懸念があるので、発芽するまでは風通しの良い軒下などの 明るい日陰 で管理します。

発芽後から収穫まで

発芽したら、風通しの良い日なたで育てます。

ただし、気温が30℃を超えるようになったら、直射日光が一日中当たる場所は避けた方がよく、半日陰に移動します。

水やり

種まきから発芽までは、土の表面が乾燥しないようにします。
乾燥気味になって来たらプランターの底から水が流れ出るまでタップリ与えます。

その後は、土の表面が乾いたら、午前中に一回水をやります。

間引きと追肥

間引きは面倒で嫌なのですが、始めから株間を離して植えてしまうと、発芽が失敗した時に収穫量が激減してしまいます。
避けられない大切な作業です。

間引きはハサミで丁寧にカットします。
引抜いて間引きすると、培養土が乱れて残す株にダメージを与える懸念がある為です。

間引き1回目(追肥なし)

発芽し本葉が1~2枚になったら、できるだけ小さい株や大きい株を選んで、株間が2~3cmになるように間引きします。

間引き2回目&追肥

本葉3~4枚になったら、株間が5cm程度になるように最終間引きを行います。

間引きした写真

2回目の間引き後に、『 培養土10Lに対し化成肥料10gの割合で 』追肥します。

葉にかけないように注意して条間にパラパラ撒き、土に軽く混ぜ込んで土寄せします(株元に寄せます)。

その後の追肥は基本不要ですが、『葉の色が淡く/黄色くなってきた場合』は肥料不足なので、追加で上記の追肥をします。

収穫

草丈が20~25cmになったものから順次収穫します。

株元を握って引抜きます。

収穫後は減少した培養土を補充し軽く耕し、小松菜の栽培を繰り返します。

実際の栽培時のコツ

防虫ネットでのアブラムシ予防

春から秋はアブラムシ等の害虫がつきやすいので、種まき直後から防虫ネットで対策するのがお勧めです。

100均で購入できる防虫ネットを使う事で、虫が出る時期にも栽培を続ける事ができます。

下の参考記事はイチゴ栽培の記事ですが、防虫ネットの使い方は同じです。

【参考記事】

連作障害について

続けて同じ作物を栽培すると連作が気になりますが、小松菜の場合は、春から秋までの一年の連作程度では問題ありません。

一応、連作に対する配慮として、収穫時に根ごと引き抜いたり、目減りした培養土を追加して混ぜるなどを行います。

この程度の配慮でま大丈夫です。

【参考記事】

まとめ

プランター1個の栽培で、1回の種まきで収穫できる小松菜はせいぜい200g程度でした。
スーパーで買えば¥300程度でしょうか。

種袋には種が沢山入っているので、プランターを増やし/繰り返し栽培するなど、沢山栽培すればするほど得になります。
1年で出来る連作は4月から10月の6回程度でしょうか。

ただ手間はそれなりに掛るので、コストを考えながらも楽しみながら育てるのが良いのでしょうね。