【家庭菜園】イチゴ栽培で100均グッズを使った防虫/実腐れ対策。プランター栽培に最適!

プランターでイチゴ栽培 家庭菜園
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今年からプランターでイチゴを栽培にトライしています。
わが家では、できるだけ長い期間イチゴの収穫を楽しめるように、四季成りイチゴにしました。

イチゴを栽培する上で注意しなくてはならないポイントは、防虫対策病気予防 及び 実腐れ対策 の3点になり、対策方法はそれぞれ次のようになるようです。

  • 防虫対策
    防虫ネットを使う。
  • 病気予防
    土の上に藁等のマルチングを敷き、水遣り時の泥はねが、実や葉につくのをを避ける。
  • 実腐れ対策
    実の下に藁を敷し土から離す。
    or 実をプランターのプランターの枠外に出して土から離す。

でもホームセンターで売っている防虫ネットは結構高いです。

敷き藁等のマルチングを使うにはお金がかかるし、藁は風や水やり時に散らばるのが心配。。。

また実腐れ対策で実をプランターの枠外に出すのは、防虫ネットをしながらだと難しい?

ということで、以下の方法で対応する事にしました。

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100均防虫ネット

100均の防虫ネットを袋状に加工した写真
100均防虫ネットを袋状に加工

ダイソーの防虫ネットだと¥110(税込)で購入できます。
サイズ1m×1.4m / 目の大きさ1mmとなっています。

プランターで使うので以下の方法で防虫ネットを袋状に加工し、ホームセンターで購入したダンポールで枠組みし被せました。
ダンポールは 直径5.5mm×1.2m_10本セットで¥518(税込)でした。

  • 防虫ネットの長い方をハサミで切り1m×1mにする。
    注:イチゴのプランター用にはこのように加工しましたが、ジャガイモ等の草丈が大きくなる作物ではそのまま使います。
  • 防虫ネットを半分に折ってから、両サイドを2~3cm幅で2回ほど折り畳み、ホッチキスで止めて袋状にする。
    注:ジャガイモ用には長手側(1.4m)を半分に折って袋状にします。
  • ダンポールをプランターにクロスしてトンネル状に立てる。
  • 立てたダンポールに袋状にした防虫ネットを被せる。
  • プランターと防虫ネットを麻紐で縛り横を洗濯ばさみで留める。

敷き藁の代用に100均の排水口ネット

イチゴマルチング用の水切りネットの写真
220mm×190mm 片側とじ

台所排水口のネットで敷き藁の代用としました。

わたしの実家は農家でイチゴは庭で栽培しており、冬の保温 夏の乾燥防止 を兼ねて 黒マルチング を使っていましたが、「土に当たらないようにするだけなら新聞紙でも良い」 との事でした。

それなら 排水口ネット でも土から離せるのは同じだし、むしろ風や水やりで散らばり難く/新聞紙よりは耐久性も上と考え、ネットを折り曲げて何枚か使いマルチングとしました。

なんか良い感じです。
元々プランターの鉢底ネット用に大量に余ってるので、実質ゼロ円です!

まとめ

防虫ネットと排水ネットを使っている写真
ダンポールに防虫ネットを被せ
培養土を排水ネットで覆っている。

防虫ネットは、かなり良い感じに仕上がりました。
イチゴは今のところは虫も付かず、順調に成長しています。

まだイチゴの実が小さく地面に這う状態にはなっていないので、排水ネットでのマルチングで期待している 実腐れ防止 の効果はまだ未確認ですが、株や葉への水やり時の 泥はね防止乾燥防止 には、想像以上に働いています。

PS
4月初旬に苗を植えて8月下旬になり、無事に収穫できました。はじめて一年目としては上出来です。

イチゴ収穫の写真

防虫ネットがあると、実腐れ対策にイチゴの実をプランターの枠外に出すことができるのか?心配だったのですが、防虫ネットを緩めにすることで普通に枠外に出すことができました。

プランターの枠外に出せず、排水ネットに乗っかるイチゴは多くはないのですが、排水ネットに乗っかるイチゴも実腐れ防止が出来ているようです。

補足:防虫ネットをした状態での水やり

水やりは防虫ネットのままでも可能です。
ジョウロのハスを外して強い水流にし、防虫ネットの外から株元に水やりします。

イチゴの水やりは、病気予防に葉や株に水が掛からないように株元にするのが良いようなので、ちょうど良いです。

ただ、防虫ネットを付けたままだと、ランナーカットや葉かきが出来ないし、花芽で出たかの確認もしづらいので、時々外して手入れしてあげるのが良いですね。

補足:イチゴ栽培の手順

イチゴ栽培の具体的な手順はこちらの記事を参考にしてください。

【参考記事】

わたしの使ったプランターと同サイズのお勧めプランターはこれです。

補足:イチゴ栽培でおすすめの本

一季なりも四季なりも詳しく栽培方法が書かれてます。お勧めです!

補足:アザミウマへの対応

四季成りイチゴは5月から10月までの長い期間で開花/結実するので、8月~9月の高温乾燥時に活動が活発になるアザミウマの被害が発生しやすくなります。
特にプランターで雨を避ける栽培をした場合には、アザミウマの好む乾燥環境になるので増殖しやすいようです。

一季成りイチゴの場合は開花/結実の時期が5月から6月と、アザミウマの活発な時期からずれるので、大きな被害にはならないようです。

残念ながらアザミウマは網目1mmの防虫ネットでは防げません。
四季成りイチゴでアザミウマに悩まされているならば、つぎの記事をチェックしてみてください!