うちの軒下は、ご多分に漏れず化粧砂利のままになっています。
そしてまた良くあるように、特に北側の涼しい日陰側が完全にスギナに占拠されています。
北側は別に出入り口もないので、自分たちが暮らす分にはスギナが生えてもどうでも良いのですが、ご近所さんの庭側でリビングからも丸見えなので、そのままにしておくのはチョット申し訳ない。
まあ、うちとしてもスギナまみれにしておいて良いことは多分ないですし。
そう言うことで、年に何回かスギナ取りをしているのですが、特に良くスギナ取りをしている嫁から、いい加減何とかしてと。。。
防草シート投入!
スギナは根絶したいが除草剤は出来る限り使いたくない、薬害が心配ですから。
ご近所さんの庭では家庭菜園もしている事ですし。
そこでついに 防草シート を投入してみました。パチパチパチ。
防草シートとピン
ダイソーで防草シートが110円で売ってました。
200cm×70cm の大きさの、織布タイプ です。
防草シートには 織布タイプ と 不織布タイプ が有り、性能は値段に比例するような情報もありましたが、110円なので駄目元で試してみようかと。
あわせてシート押え杭も購入。
作業内容
お試しでも作業が大変だろうな?とは予想してたのですが、やはり大変でした。
(作業日:6月29日)
1.生えていたスギナの草取り。
2.化粧砂利をどかしシートを張り
杭打ちする。
後でシートの上に化粧砂利を敷くために、
化粧砂利を上っ面だけ剥がしました。
それでもトロ舟2杯になり大変。
3.シートの上に化粧砂利を撒く。
防草シートの効果
防草シートを投入してから1カ月程経ちました。
効果は以下の通りです。
まとめ⇒100均防草シートでは多少の効果はあるが不十分
梅雨の時期を挟んで2カ月弱たちました。
この結果、ダイソーの防草シートは110円にも関わらず、『スギナの発生を若干は抑える』ことを確認できました。
ですが、おそらくスギナの根っ子が残っていた為と思うのですが、シートを破ってスギナが発生してしまいました。
まあ、完敗ですね。
完全にスギナの発生を抑えるには、『施工前に根っ子を根絶してからシートを敷く』か、もしくは『遮光性能が強く、かつスギナに負けない丈夫なシートを導入する』かの、どちらかが必要なようです。
スギナの根っ子の根絶は『砂利全部の入替えが必要なレベルの工事』になりそうなので、100均防草シートのレベルでない、もっと強力な防草シート を導入するのが良さそうです。
補足 他の防草シート
その後ホームセンターで防草シートを見てきました。
ダイソー品との比較の為に2m2当りの値段にすると、性能/耐用年数に応じて180~1,580円と幅があり、家庭用/農地用/土木事業用と多種販売されていました。
おそらくダイソーの防草シートは、家庭用ベーシックに相当すると思われます。
家庭用の上級品は276円で、値段がダイソー品の2倍以上になりますが、それでも『ススキ、スギナ、笹、ヒルガオなど、貫通力の高い植物はシートを突き抜けることがあります』と注意書きがありました。
やはり、残念ながら 100円で難敵のスギナを完全に抑えるのは無理があったようです。
家庭用 ベーシック | 家庭用 上級品 | 土木事業用 下級品 | 土木事業用 中級品 | 土木事業用 上級品 | |
特徴 | ベーシック な定番商品 | 雑草に強い 高密度シート | 耐久性良し 加工性良し | UV耐候材配合で長持ち | 極厚フェルト |
素材 | 織布 | 高密度 織布 | 不織布 4層構造 | 高密度 織布 | 極厚フェルト |
耐用年数 | 4年 | 6年 | 8年 | 10年 | 15年 |
コスト 2m2単価 | 180円 | 276円 | 400円 | 552円 | 1580円 |
ほつれ難さ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ◎ |
透水性 | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ |
用途 | 家まわり 農地 | 家まわり 農地 | 農地 土木事業 | 土木事業 | 土木事業 |
土木事業用の一番安いのは2m2当り400円で、これは 不織布タイプ で耐用年数は8年となっています。
不織布タイプなのでスギナにも効きそうです。
ダイソー品に比べると値段が4倍ですが、耐用年数は家庭用ベーシック(ダイソー品相当)の2倍の8年なので、スギナに効果があるならば妥当な値段なのかもしれませんね。
【参考記事】Amazonで購入した不織布タイプの防草シート導入の記事です。
シートの見た目は良さそうです!