わが家の軒下は化粧砂利のままにしてあり、北側の涼しい日陰側は毎年スギナに占拠されます。
北側には勝手口も作ってなく、全く使わないのですが、北隣のご近所さんのリビングから我が家のスギナが丸見えです。
わが家としても、スギナをはやし放題にしておくのもなんとなく嫌なので、特に嫁がスギナ取りをしていました。
しかし毎年のスギナ取りは結構うんざりです。
昨年は100均の防草シートでスギナの防除に挑戦したのですが、スギナには100均の防草シートなど全く敵わず、難なく突き破られました。
完敗でした。
どうも 安い織り物タイプの防草シート では、『遮光の効果が薄く』かつ『織りの隙間から破られ易い』ということでスギナには役に立たず、スギナを防ぐ為には 、すくなくとも 不織布タイプ が必要のようです。
ですが不織布タイプは若干高価であり、また購入できる長さが 50m と長いものしか見つからず、購入に躊躇していたのですが、駄目元でAmazonで調べて見たらアラびっくり。
10m からでも購入できて、ホームセンターより 若干お安く 購入できそう・・・
という事で、Amazonの格安不織布タイプの防草シート を購入。
今度こそスギナをやっつけるぞ!
購入した防草シート
購入したのはAmazonの防草シートでは人気No1のこのシート。
不織布タイプの防草シートで、サイズが 1m×10m の厚手/耐用年数は5年の仕様。
¥1,980で購入できました。
届いた防草シート
防草シートは畳まれた状態で、35cm×35cm位の丈夫な紙袋に入って届きました。
袋には段ボールの板紙が入っており、簡単ですがこれで輸送中のトラブル防止としているのかな?
袋の中には、更にビニールでパッキングされて一式が入っていました。
入っていたのは、防草シート/Uピン杭/杭カバー/施工方法の説明書き/購入お礼のお手紙 でした。
不織布タイプなのは間違いありません。
設置
わが家の北側の設置したい箇所は、幅1.5m、長さ8mあります。
なので家側に寄せてシートを敷くと、隣家との境界側の0.5mにはシートが敷かれない状態になります。
ただし、スギナがよく育つのは家側の砂利が多い方で、境界側は砂利が少なく土が固いためか、スギナは余り育ちません。
なので、今回は家側に寄せて敷くことにしました。
付属のUピン杭と杭カバー
固定用にUピン杭が付属して来ましたが、砂利にUピン杭では、とてもしっかり固定される気がしません。
Uピン杭で止めた後に、Uピン杭の上にレンガを置いて強風対策としました。
施工方法(添付資料より)
必要十分な『施工方法の説明書き』が入っていました。
- 雑草を取り除き、土をならす。
- 敷く場所に合せてシートをカットして敷く。
- 止めピンをゴムハンマーで打ち込んでシートを固定する。
- お好みで上に砂利・人工芝などを敷き詰める。
実際の施工
今回施工したのは4月初旬で、まだ スギナの子供(つくし) がちらほら出てきたばかり。
出てた つくし を摘み取り、砂利は特に均すことなくそのままにしました。
昨年の100均防草シートでのTRYでは表面の砂利を少し取り除き、防草シートを敷いた後、取り除いていた砂利を戻して防草シートの上に敷いたのですが、それはもう とてもとても大変 でした。
しかも100均防草シートはスギナに完敗。
今回は、もう砂利の上に敷いてそのままにしました。
設置前
家の北側なので直射日光はあたりません。
家側の砂利に毎年スギナが発生しやがります。
設置後
(作業日:4月7日)
8mしか使わないので、余分な2mはハサミでカットしました。
付属のUピン杭でシートを固定後、強風対策でレンガを置きました。
その後。。。完敗
駄目でした。
確認日 4月22日
今回は防草シートの上に何も載せず、シートを敷いただけにしていたのですが、久々にみてみてびっくり。
シートが膨らんでいるので まさか!とおもったら『シートの下でスギナが元気に成長していました』。
まとめ。
昨年TRYした100均の防草シートでも、スギナに突き破られるまでは若干の効果はありました。
設置したのが家の北側という事で、100均の防草シートの遮光性能でも多少はスギナの成長を抑えられたようです。
今回のAmazonの防草シートは、不織布タイプで貫通に対する強度があり、かつ遮光性能の高いので期待していたのですが、結果駄目でした。
シートの上に何も置かず、敷いたままにしたのが敗因かもしれません。
昨年と同じく、シートの上に砂利を敷けばよかったか?
ただ、上に何も載せてないからなのか?シートが強いからなのか?不明ですが、『スギナに突き破られてはいません』。
さてどうするか?砂利を掘って敷くのは大変で嫌なんだよなー。。。。
補足 ホームセンターの防草シート
ホームセンターで防草シートは以下のバリエーションになっていました。
家庭用は上級品でも織布タイプで、『ススキ、スギナ、笹、ヒルガオなど、貫通力の高い植物はシートを突き抜けることがあります』と注意書きがありました。
スギナ等の貫通力の強い雑草には 不織布タイプ でないと厳しいようです。
家庭用 ベーシック | 家庭用 上級品 | 土木事業 下級品 | 土木事業用 中級品 | 土木事業用 上級品 | |
特徴 | ベーシック | 高密度シート | 耐久性良し 加工性良し | UV耐候材配合で長持ち | 極厚フェルト |
素材 | 織布 | 高密度 織布 | 不織布 4層構造 | 高密度 織布 | 極厚フェルト |
耐用年数 | 4年 | 6年 | 8年 | 10年 | 15年 |
コスト 2m2単価 | 180円 | 276円 | 400円 | 552円 | 1580円 |
ほつれ難さ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ◎ |
透水性 | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ |
用途 | 家まわり 農地 | 家まわり 農地 | 農地 土木事業 | 土木事業 | 土木事業 |
土木事業用の一番安いのは2m2当り400円で、これは不織布タイプで耐用年数は8年となっています。
これが一番良さそうなのですが、残念ながら10mでの販売がありませんでした。
【参考記事】100均防草シートを試した記事です。